荘司泰弘の紹介




これまでやってきた仕事


 フレーベルの教育遊具(積み木で知られています)は、今から約170年前に考案されました。フレー ベルはキンダーガルテン(日本では幼稚園と訳されました)の思想と教育遊具の使用方法を口伝方式で伝 えたため、時代とともに彼の思想や教育遊具の形態が不明瞭になりました。また、日本にはアメリカを経 由して伝来したため、伝わらなかった教育遊具や実施されなかった制度もありました。
 私はフレーベルの遺稿や遺品を調査し、彼のキンダーガルテン(こどもの園)の思想と教育遊具を正確に 復元することにより、教育学博士の学位を取得しました。


現在の研究内容


 フレーベルの教育遊具は豊かな自然環境の中で用いて、初めて魅力を発揮します。人工照明の室内の机 上に造った「積み木のお城」と、大きな樹の木陰で川のせせらぎや野鳥のさえずりを聞きながら、小枝を 砂山に刺して裏山にし、小動物やムシを住人にした「積み木のお城」とでは、情操に大きな差がでます。 自然に内在する神の摂理は最高の学習環境といえるでしょう。そこで、「森の幼稚園」や「森の保育園」 運動を展開し、屋外での保育活動の拡充と屋外活動を主とする保育士養成を勧めてきました。
 山口大学の幼稚園教員養成課程で学部と大学院で幼児教育を教え、実習部で幼稚園と保育所の実習を担 当担当していました。独立行政法人化により保育士の養成が10名に縮小されたので常磐会学園大学で保 育士の養成をしています。


将来、可能ならばやってみたい仕事


 フレーベルのキンダーガルテン(こどもの園)は、2歳から8歳のこども達がグループになっており、 異年齢間の学習活動が大切にされていました。もちろん、障害も「持ち味」として理解されていたため、 合自然的に障害児も受け入れられていました。残念ながら、日本では同年齢のこども達のクラスでの保育 士の指導が大切にされています。障害児は施設に、同じ3から6歳のこども達も親の状況で保育所と幼稚 園にわけられています。また、乳幼児虐待やDVその他のトラウマを受けた子どもたちの報告はありますが、 ケアや治療にあたる保育士はまだ養成されていません。
 私は大人の立場や都合からではなく、63歳児という「遊ぶ大人」(保育士の原点)として、施設、保 育所、幼稚園を統合して、こども達と学び合う「こどもの園」を再現したいのです。そのために、自然を ガイドラインとする保育士(保育療法士)の養成をしたいのです。


自分自身について


 本音と建前、理論と実践の一致した人間として、「人間性の教育」を考えて行きたいと考えています。 保育はこども達の生き様と私達の生き様の関わりですから、こども達が「楽しいこと」にどん欲であるよ うに、私も「こだわり」を持って生きたいと思っています。




荘司泰弘の履歴

荘司泰弘の研究業績

著書

論文

その他の論文



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