オリジナルのフレーベル遊具
Originale Fröbelschen Spielgaben




第1遊具(ボール)
直径40㎜のヒツジ皮に着色した「ボール」であり、虹の7色からの6色(赤、青、黄、緑、橙、紫) で構成されている。中身が詰まったものと空洞のものの2種類を製造していた。700㎜の取り外しが できる紐がついている。                    
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第2遊具(球体、円柱体、立方体)
直径が40㎜の「球体」、直径40㎜、高さ40㎜の「円柱体」一辺40㎜の「立方体」の3体で構成 されており、木製で色はついていない。回転遊びに用いるために3体にはU字型の輪がついている。 紐についているホックに引っかけて回転させることにより、様々な形が提示できる。U字型の輪は、 「球体」に1個、「円柱体」には、円の中心、円の縁、側面の中心の計3個、「立方体」には、稜角、 面の中心、稜線の中心の計3個ついている。             

第3遊具(立方体)
全ての面に従って均等に1度切断した2の3乗=8個の「部分立方体」で、各辺は25㎜の大きさに設 定されている。3つの主方向の違いを「位置」で表現するため、角、面、稜という要素を提示してい る。拡張第3遊具として、少年期には各辺47.25㎜や、81㎜の大きさにして、より重く、大きくし た第3遊具を考案している。

第4遊具(直方体)
縦25㎜、横50㎜、高さ12.5㎜の8個の「部分直方体」から構成されており、第3遊具の立方体 と同じ縦幅、2倍の横幅、半分の高さになっている。全ての面を数回分割した8個の「部分直方体」 で構成され、3つの主方向の違いを「大きさ」で表現するために、縦横、高さという要素を提示する点が 特徴的である。        


第5遊具(半立方体)
全ての面に従って2度分割した、3の3乗=27個の「立方体」である。1/2と1/4に分割した「部 分立方体」を含んでいる。3個を1/2にした大三角柱が6個、3個を1/4にした小三角柱12個にした ものと、21個の「部分立方体」(第3遊具)で構成されている。                          


第6遊具(半直方体)
27個の建築用割木に、3個を柱状に、6個を敷石の形状に、計9個を1/2に分割したものである。 柱は12.5×12.5×50㎜、敷石は12.5×25×25㎜であり、18個の「部分直方体」(第4 遊具)で構成される。                  

拡張第2遊具(14の立体)
幼稚園と小学校を結ぶ「媒介学校」の教材であり、日本には伝わっていない。1)球体 2)回転用立 方体 3)純粋な立方体 4)立方体から出現したもの円柱体 5)6・8面体 6)8面体 7)6・ 12面体 8)12面体 9)4・6面体 10)4面体 11)2・4・4面体 12)2・2・4・ 4面体 13)2個の尖端のある12面体 14)2個の尖端のある12面体である。1)から10)の 主要形態は「面」の方向の形成表現、11)と12)の主要形態は、「稜」の方向の形成表現、13)と 14)の主要形態は、「角」の方向の形成表現となっている。             

第2系列遊具(話す立方体)
7/4ツォル(47㎜)の「立方体」に印刷された言葉が貼ってある。箱のタイトルに印刷してあるよう に「遊具箱と作業箱の第2系列」であり、「自己学習」のための遊具である。「言語立方体」と「数学立 方体」の2種類があり、「言語立方体」は2段階に分かれている。「話す立方体」が子どもに名称や性質 を語りかける第1段階には、「立方体の紹介と活動的な特質」の第1組と、「立方体の静止している特性 と本質」の第2組がある。子どもが「話す立方体」を使って考える第2段階では、部分的全体の概念、現 存・消失・再来の時間概念が語りかけられる。「数学立方体」は面・正方形・辺・隅・点・角・直角・対 角・錯角の名称や数量、位置関係が語りかけられる。35枚の草案の断片には、見えない中心の想定、集 合の概念、が盛り込まれている。                


第7遊具(錐体)
従来、フレーベルの第7遊具は色板(実際上の作業具)であると紹介されていたが、1844年頃にフ レーベルが残した覚え書きの記録『今までに大部分完成したフリードリッヒ・フレーベルの遊具箱と作 業箱、作業具の全体的概要』によると、「全ての面に従って3度分割した部分立方体」であり、1/2、1/3、 1/4、1/4、1/6に分割した部分立方体で構成すると明記している。              


第8遊具(三角柱体)
第8遊具は第7遊具に関係しており、主として8・12面体を提示することが特徴的である。「64個 の建築用割木に、15個を3種類の異なる仕方で半分に、1個を対角線によって4つに分割」した積み 木である。                         


第9遊具(正方形からできる面)
第9遊具は立体と平面の中継ぎをする役割を持つが、「作業具」(色板や色棒)の枚数や大きさを制限 し、規定する役割を合わせ持っている。形態上は「作業具」の色板や色棒と変わりがないため、理論上の 遊具であるとする研究者もいるが、形態は同じでも、色が付けられていないことが重要である。「薄板と 角材に分割した立方体(5の3乗=125)第9遊具」とだけ記述されている。        


第10遊具(長方形からできる面)
第10遊具も、第9遊具と同じく、立体と平面の中継ぎをする役割を担っており、「作業具」(色板や 色棒)の枚数や長さを制限し、規定する役割を持つ。「敷石と薄板に再び連合する125個に、第10遊 具」と記述されている。                


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